女性ホルモンを増やしてもっと美しくなれる

女性特有の「むくみ」の原因と緩和、解消法とは!

女性の「むくみ」に効くアロマとハーブ

むくみに効くハーブとは!

汗をかくことの他に水分を排出する方法は、やはりオシッコを沢山出すことです。
利尿作用のあるお茶(フェンネル、セージ)を楽しみましょう。

ウコンなら、利尿作用の他に肝臓を守る働きがあります。
ローズヒップは、利尿作用とビタミン補給にも効果があります。
ジンジャーは利尿を促し、身体を温めてくれます。

むくみに効くアロマオイルとは!

ゼラニウム、ジュニパー、ローズマリー、サイプレスなど。
足や手の血流を心臓に戻すようにゆっくりと優しくマッサージします。

また、小豆は生理前や生理中のむくみに効果を発揮します。
砂糖を使わずにあくを捨てずに煮てゆで汁ごと食べることをお勧めします。

プロゲステロンの分泌が多い黄体期は、むくみやすいので塩辛い食べ物は控えるようにします。腎臓、肝臓の働きを高めることがむくみ対策では肝心。
また、腹八分目で胃腸を休めることも大切です。

病気ではない「むくみ」もあります。

同じ体勢
ずっと立ちっぱなし、座りっぱなしなどのお仕事などの方は、うまく血液が心臓に帰ってこれないため、足がむくみます。夜になるほど(=仕事が終わるころ)悪化することが多いです。
対処法としては、まず、『同じ姿勢は1時間以上とらない』のが原則です。特にデスクワークの方は1時間に一回は立ち上がって伸びをしたり、窓を開けに行く、お茶を入れに行くなど、姿勢を変えるようにしましょう。足首をパタパタ動かしたりするのも効果的です。また、立ち仕事の方は少し強めのストッキング(薬局や雑貨店でむくみ防止用ストッキングとして売っています)をはくと良いでしょう。
人間は、歩くと足の筋肉のポンプ作用で心臓に血が戻って来やすくなります(ちなみに、男性の方が女性よりむくみにくいのは筋肉があるからです)。ですからお昼休みなどを利用して散歩したり、帰り道にウインドーショッピングがてら一駅歩いてみては。
そして、おうちに帰ってきたら半身浴やマッサージなどで血流を良くしてあげましょう。寝る時は足を少し枕で上げてあげると効果的。

お酒
『お酒を飲んだ次の日にパンパン!』という方は多いと思います。お酒は『血管内脱水』といって、血管の中には水が無いのに、血管の外に水が染み出してしまう状態を作り出すので、むくんでしまいます。
もちろん飲みすぎはだめですが、飲んでしまった次の日はスポーツ飲料などを飲んで早めにアルコールを体外に出すことが重要です。もし特に顔のむくみが気になるようでしたら、お湯と冷たい水で交互に顔を洗うようにすると、比較的早くむくみがとれますのでご参考までに。

塩分の摂りすぎ
塩分の摂りすぎでもむくんでしまいます。イメージとしては、血管の外に水が染み出して戻ってこれないという感じです。
インスタント食品やスナック菓子はかなり塩分が多く、知らず知らずにむくみの原因になりますので要注意。また、意外と見落としがちなのがアルコールのおつまみ。これもかなりの塩分が含まれています。そして、ヘルシー志向の方で『常に和食!』という方は、意外とお味噌汁は塩分が多い(大体一杯1.5~2gくらい)のでちょっと気をつけて下さいね。(漬物、梅干しも塩分が多いです)


ビタミン、ミネラルの不足
特にカリウム、カルシウム、マグネシウムの不足でむくむと言われています。逆にむくみを解消する作用があるのが、すいか、きゅうり、冬瓜などのウリ科の食べ物、バナナなどのカリウムを多く含む食べ物、豚肉、豆腐、あずき、かぼちゃなどのビタミンB群を多く含む食べものです。(特にあずきは、利尿作用のあるサポニンが多く含まれているので昔からむくみに効果的、スイカはシトルリンというアミノ酸にむくみ解消作用があります。)

女性ホルモンの影響
特に月経直前1週間前~月経中までむくみやすくなります。これは女性ホルモンの一種である黄体ホルモンに水分をためこむ性質があるからといわれています。それ以外でも、ホルモンの分泌バランスが崩れるとむくむことが多いようです。(更年期での代表的な症状にむくみがありますよね)
こういった月経周期に伴うむくみは、ある程度『今の時期はこういうものだ』という割り切りが必要だと思います。あまりそれで悩むとストレスになって、なおむくんでしまうという悪循環になってしまうこともあります。
そして、不規則な生活や、むくみを悪化させているほかの原因がないかどうかチェックして、もし心当たりがあればそれを改善するようにしましょう。ホルモンの分泌バランスを整えるためには、規則正しい生活が大切です。


冷え、血行不良、運動不足を含む新陳代謝の低下
冷えたり血行が悪かったりするヒトにむくむ傾向が多いようです。こういった方はやはり少しでも運動して筋肉を増やして新陳代謝を上げるようにしましょう。筋肉にはポンプ作用もあり、足を大きく動かすことによってもむくみ防止を期待できます。


「むくみ」を緩和、解消する食事は

むくみ解消の食事

◆ナトリウム
塩分(ナトリウム)を過剰摂取すると、体内のナトリウム濃度が高くなります。これを下げるために血管から水分がしみだして皮下組織に過剰にたまり、むくみの原因になります。こうした状態が続くと、水分代謝機能が次第に低下し、むくみやすい体質になってしまいます。また、塩分の過剰摂取は高血圧症の原因になります。
塩分の1日摂取目安は7~8g。外食、加工食品、保存食品、スナック菓子などは、塩分が多いので注意しましょう。お酒の席では塩辛いものは控え目に。


◆ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化ビタミン群の中で最も抗酸化作用が強いビタミンです。活性酸素によるコレステロールの酸化を防ぎ、善玉コレステロールを増やして血行を改善する作用があります。
ビタミンEの1日の所用量は、成人男子10mg、成人女子8mg(大きめのキウイ約5個分;833g)。許容上限摂取量は600~800mg。
ビタミンEは、アーモンド、かぼちゃ、たらこ、抹茶、植物油などに含まれています。
なお、体内に多量のビタミンCがあるとき、抗酸化作用は一層強力になります。


◆カリウム
カリウムは、水分代謝を改善する作用があります。カリウムは、尿や汗で失われすいため、不足しがちなミネラルです。
カリウムは野菜(かぼちゃや小豆、きゅうり、トマトなど)や果物(リンゴ、バナナ、キウィなど)に豊富に含まれています。また、大豆、きのこ、海藻類にも含まれています。ただ、熱に弱い性質であるため、煮ることで約30%が失われてしまいます。
カリウム の1日の所要量(目安)は成人男子・女子ともに2000mg (バナナ大2~3本分;512g)。なお、腎臓機能障害がある場合には高カリウム血症になる危険性があるので、過剰摂取は禁物。高血圧症の予防のためにも3500mg以下に抑えましょう。

生活習慣を見直して「むくみ」を解消しよう!

むくみを解消する生活習慣

1日中立ちっぱなし、座りっぱなしなど、同じ姿勢を続ける仕事をしていると、体の同じ部位ばかりを使うことで筋肉が疲労しやすくなります。また、長時間じっとしていると血行不良も起こりやすくなります。
ときどき姿勢を変えたり、トイレに立った序でなどに伸びをしたり軽いストレッチをしたりして、できるだけ筋肉の緊張をほどく工夫をしましょう。特に足(大腿部)の筋肉を動かしましょう。座っているときにかかとを上下させるだけでも筋肉はほぐれます。
健康サンダルや青竹踏みなどで足の裏を刺激したり、適度な圧力をかけるストッキングやソックス、サポーターなどで大腿部やふくらはぎを刺激したりするのも、むくみ解消になります。
運動については、ウォーキングなどの有酸素運動を適度に行うのがベストなのですが、エスカレーターやエレベーターなどを使わないで階段を利用して歩く量を増やすだけでも筋力・基礎代謝アップに繋がります。
体を締め付けるような下着(矯正下着、ガードルなど)や、合わない靴も、血行不良の原因になります。正しいサイズのものを身に付けましょう。
このほか、単純ですが、足を高くして寝るだけでも随分楽になります。

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