口臭、お口の渇きは生理前後に注意!
口臭の原因には、いろいろありますが、女性特有の口臭には、口が渇いて唾液が減少しているとき、つまりドライマウスの症状としての口臭があります。
唾液の量が減ることで唾液の殺菌作用が弱まり、口中の雑菌が増えて口臭の原因になることがあります。
口臭とドライマウスの関係とは!
唾液には、口内の洗浄作用や雑菌を防ぐ役割があります。
唾液の分泌量が減ると、これらの働きが弱まって口臭の原因になります。
唾液の分泌は、精神的なストレスや女性ホルモンの分泌状況にも微妙に影響を受けています。
何らかの原因で唾液の分泌量が減少すると、口内の雑菌だけでなく、歯周病菌も増加して、口臭が発生しやすい状態になります。
このように、ドライマウスと口臭は密接に関連し合っています。
ドライマウスという症状の多くは、更年期以降の女性ホルモンが減少する時期におこりますが、無月経などの女性ホルモンの分泌が乱れると、20代や30代の若い女性にも起こります。
また、どの世代の女性であっても、生理前は、女性ホルモンの変動が激しくなりますので、免疫力の低下で口内環境にも影響がある場合があります。
口臭の大きな原因は唾液の分泌量不足が原因で起こる口臭です。唾液の分泌量が減少すると、口臭の原因となる口の中の細菌を洗い流すことが出来ず、また細菌が増殖・繁殖してしまい口臭へと繋がってしまうのです。
この唾液の分泌量不足になる原因に食生活が深く関わっています。特に近年では欧米化した食生活が増え、昔に比べて噛む回数が減り、唾液の分泌量が減っているといわれていますので、意識的によく噛む食生活が大切になってきます。
次の項目に注意!
早食い(よく噛まない)
朝食を抜く
ダイエットによる過度な食事制限
やわらかいものばかり食べる(噛む回数の減少)
欧米化した食生活
以上のうち1つでも当てはまれば、噛む回数が自然と減少し、それが原因で口の中の唾液の分泌量が不足し、口臭へと繋がっているかもしれませんので、食生活を改めることが必要です。