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女性特有の「倦怠感」の原因と緩和、解消法とは!

女性の「倦怠感」の症状と原因は

女性には時々何をやってもすぐ疲れてしまう、せっかくのお休みなのに部屋でゴロゴロしてしまう、何もやる気が起こらない、何事にも意欲がわかない、などの倦怠感に襲われることがあります。


心の病気

やる気が起こらない、何もする気がないなどは単に怠け癖や性格の問題と考えて心にムチ打っている女性が増えているといいます。
でも、それは、もしかしたら「うつ」の症状かも知れません。
心の原因を発見して対処していく必要があります。

身体の不調が原因ということも

卵巣機能が低下して、生理不順になったり、無月経などで体調を崩すと疲れやうつの症状がでることがあります。
また、貧血でもひどく疲れたり、風邪を引きやすいなどの症状としてあらわれることがあります。

疲れたり、だるかったりするのは、体調の低下による様々な病気の症状としてあらわれている可能性があります。
甲状腺、心臓、腎臓や貧血、卵巣機能の低下など、疲れやだるいなどの症状が著しい時には婦人科での受診が必要です。

倦怠感、疲労感

疲労感・倦怠感とは、身体的・精神的に感じる自覚症状です。十分な休養をとっても疲労感・倦怠感がとれないとき病的とみなされます。また意欲のないときにも疲労感・倦怠感を感じることがありますが、これは無気力を意味します。このときは身体的疾患よりむしろうつ病などの精神的疾患の可能性が高いでしょう。どちらにしても過度の疲労感・倦怠感が続くときはココロとカラダを蝕みますからそこからの脱出が課題と言えるでしょう。

いろいろな「倦怠感」と解消法について



CFS慢性疲労症候群とは
慢性疲労症候群(CFS)とは、これまで健康に生活していた人に原因不明の強い全身倦怠感・微熱・頭痛・脱力感や、思考力の障害・抑うつ等の精神神経症状などが起こり、健全な社会生活が送れなくなる病態でをいいます。

貧血による倦怠感
貧血が倦怠感を引き起こしているタイプです。
このタイプの倦怠感では、次のような症状が出ます。
(1)顔色が黄色っぽい
(2)ふらつきやすい
(3)ちょっとしたことでも息切れする
(4)朝、特に倦怠感が強い
(5)生理時はさらにだるい

貧血による倦怠感の解消法
体内のヘモグロビンが減り、体全体が酸素不足の状態に陥って倦怠感が生じていると考えられます。このタイプの倦怠感では、顔色が悪くなり、下まぶたの裏が白くなっていることもあります。
生理中は出血による鉄分不足が起きやすいため、倦怠感の症状が強くでやすくなります。無理なダイエットや極端に偏った食生活も倦怠感の原因の1つです。
倦怠感対策としては、鉄分を多く含む食品(レバー、青菜、貝類、大豆など)を取りましょう。プルーンや干しぶどうをおやつ代わりに食べるのもおすすめです。
軽い貧血なら、市販の鉄分サプリメントを取るのもいいですが、食品ほど吸収が良くありません。できるだけ食事からとるように心がけましょう。

自律神経失調による倦怠感

自律神経失調長が倦怠感を引き起こしているタイプです。
このタイプの倦怠感では、次のような症状が出ます。
(1)めまいや頭痛がある
(2)日によって具合の悪いところが異なる
(3)肩こりや腰痛が続いている
(4)手のひらや足の裏にいつも汗をかいている
(5)ストレスを感じる

自律神経失調による倦怠感の解消法

人間の体は、交感神経と副交感神経という2つの自律神経がバランスを取りながら臓器を働かせています。交感神経は、仕事中など、緊張しているときに活発になり、副交感神経は、リラックスしているときに活発になります。
仕事で緊張した状態が続いていたり、人間関係の悩みなどが原因で交感神経が常に活発になり、副交感神経に切り替わりにくくなって倦怠感に陥っている人が増えています。それらのバランスがくずれると、だるさのほか、冷えや肩こり、腰痛、頭痛などが表れます。
倦怠感対策としては、十分な睡眠、適度な運動、バランスの良い食事を心がけましょう。また、副交感神経を優位に働かせることが重要です。夜、ぬるめのお湯にゆっくりとつかったり、散歩などで自然の中にいくことも、副交感神経を活発にすることができます。

それでも、眠れないなどという状態が続いてしまったら・・・。
眠れないこと自体がストレスにもなってしまうと、余計に症状が重くなりかねません。早めに専門医に相談することをおすすめします。

うつが原因の倦怠感
プチうつが倦怠感を引き起こしているタイプです。
このタイプの倦怠感では、次のような症状が出ます。
(1)2週間以上、憂鬱である
(2)いろんなことに興味がなくなってきた
(3)ちょっとしたことでいらいらする
(4)のどの奥に何かつまっている感じがする。
(5)「うつ気味じゃない?」と言われたことがある。

うつが原因の倦怠感の解消法
会社の人間関係などで強いストレスがかかっていませんか。自律神経失調タイプと似ていますが、憂鬱感がさらに強く、その状態が少なくとも2~3週間以上続くことが特徴です。
今まで興味があったこと(おしゃれなど)に急に興味がなくなった、片付けなどが面倒になってきたなどという人は、プチうつが原因の可能性があります。

倦怠感対策としては、まずは、ストレスを少しでも減らすことが大切です。だるさを感じたら、無理せず休みましょう。軽めの運動や散歩なども効果があります。
このタイプの倦怠感は、完ぺき主義の人が陥りやすいので、何事も70%くらいで大丈夫という気持ちで取り組みましょう。
どうしても眠れない、などという場合は、専門医に相談することをおすすめします。

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