女性には時々何をやってもすぐ疲れてしまう、せっかくのお休みなのに部屋でゴロゴロしてしまう、何もやる気が起こらない、何事にも意欲がわかない、などの倦怠感に襲われることがあります。
心の病気
やる気が起こらない、何もする気がないなどは単に怠け癖や性格の問題と考えて心にムチ打っている女性が増えているといいます。
でも、それは、もしかしたら「うつ」の症状かも知れません。
心の原因を発見して対処していく必要があります。
身体の不調が原因ということも
卵巣機能が低下して、生理不順になったり、無月経などで体調を崩すと疲れやうつの症状がでることがあります。
また、貧血でもひどく疲れたり、風邪を引きやすいなどの症状としてあらわれることがあります。
疲れたり、だるかったりするのは、体調の低下による様々な病気の症状としてあらわれている可能性があります。
甲状腺、心臓、腎臓や貧血、卵巣機能の低下など、疲れやだるいなどの症状が著しい時には婦人科での受診が必要です。
倦怠感、疲労感
疲労感・倦怠感とは、身体的・精神的に感じる自覚症状です。十分な休養をとっても疲労感・倦怠感がとれないとき病的とみなされます。また意欲のないときにも疲労感・倦怠感を感じることがありますが、これは無気力を意味します。このときは身体的疾患よりむしろうつ病などの精神的疾患の可能性が高いでしょう。どちらにしても過度の疲労感・倦怠感が続くときはココロとカラダを蝕みますからそこからの脱出が課題と言えるでしょう。