「更年期障害」の自覚症状は
更年期障害の代表的な症状には、以下のようなものがあります。
ご自身の症状と照らし合わせてみて、5項目以上当てはまる場合、やはり更年期障害の症状が現れている可能性があります。
一度、婦人科の診察を受け、適切に対応していくことにしましょう。
腰や手足が冷えやすい
汗をかきやすい(多汗)
顔のほてりやのぼせ(ホットフラッシュ)
頭痛、めまいがよくある
くよくよする(気分の落ち込み)
イライラする(怒りっぽい)
動悸や息切れ
性交痛がある
肩こり、腰痛などが治りにくい
尿もれ、頻尿
不眠
倦怠感がある、疲れやすい
症状が「更年期障害」が原因ではない場合もあります。
注意が必要なのは、現れている症状が必ずしも更年期障害によるものとは限らないこと。
更年期に差し掛かる中高年の女性は、同時に生活習慣病のリスクも高くなります。
女性がかかりやすい生活習慣病には、
高脂血症
肝臓病
糖尿病
などが挙げられます。
従って、婦人科など病院での更年期障害の検査と同時に、その症状が他の原因で起こっているのではないことを確かめるためにも、生活習慣病についても詳しく検査する必要があります。
更年期の女性は、更年期を快適に過ごす様々な工夫に加え、生活習慣病にかからないように注意することが大切です。