「更年期障害」の症状と対策

「更年期障害」での症状について

「更年期障害」の自覚症状とは!

「更年期障害」の自覚症状は

更年期障害の代表的な症状には、以下のようなものがあります。
ご自身の症状と照らし合わせてみて、5項目以上当てはまる場合、やはり更年期障害の症状が現れている可能性があります。
一度、婦人科の診察を受け、適切に対応していくことにしましょう。

腰や手足が冷えやすい
汗をかきやすい(多汗)
顔のほてりやのぼせ(ホットフラッシュ)
頭痛、めまいがよくある
くよくよする(気分の落ち込み)
イライラする(怒りっぽい)
動悸や息切れ
性交痛がある
肩こり、腰痛などが治りにくい
尿もれ、頻尿
不眠
倦怠感がある、疲れやすい



症状が「更年期障害」が原因ではない場合もあります。

注意が必要なのは、現れている症状が必ずしも更年期障害によるものとは限らないこと。
更年期に差し掛かる中高年の女性は、同時に生活習慣病のリスクも高くなります。

女性がかかりやすい生活習慣病には、

高脂血症
肝臓病
糖尿病


などが挙げられます。

従って、婦人科など病院での更年期障害の検査と同時に、その症状が他の原因で起こっているのではないことを確かめるためにも、生活習慣病についても詳しく検査する必要があります。

更年期の女性は、更年期を快適に過ごす様々な工夫に加え、生活習慣病にかからないように注意することが大切です。

更年期の女性がかかりやすい生活習慣病とは



高脂血症

高脂血症とは、血液中に中性脂肪やコレステロールなどの脂質が異常に増加している状態をいいます。
高脂血症の原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎ。
肝臓の機能低下で脂肪を十分に分解できず、血液中に溜まってしまうことで起こります。
高脂血症になると、心臓病や脳梗塞のリスクを高め、動脈硬化を促進します。
高脂血症の治療法としては、運動療法、食事療法、薬物療法などにより、血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させます。

糖尿病

日本人の糖尿病患者はその予備軍も含めると、1300万人以上いるといわれており、国民病となっています。
女性の糖尿病になる大きな原因として、肥満があります。
中高年になると、肥満にもなりやすくなるので、日々の生活習慣や食生活を見直して常にベスト体重をキープできるように努力し続けることが重要です。
糖尿病だけでなく、あらゆる病気の原因にもなり得るのが肥満です。

肝臓病(肝臓疾患)

代表的な肝臓の疾患には、

肝がん
肝硬変
脂肪肝
C型肝炎ウィルス

などが挙げられます。

肝臓疾患の原因として、運動不足、飲み過ぎ、食べ過ぎ、などの生活での不摂生にあることが多いようです。
症状には、食欲不振、吐き気、倦怠感、疲れやすい、糖尿病などです。

肝臓を患うと完治しにくく、最悪の場合、命の危険もある怖い病気です。

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