女性の「口臭」「ドライマウス」の原因と解消法、予防法について

口臭の予防と対策とは！

生理前は、女性ホルモンの低下によって、口内の環境にも変化が起こります。
生理前には、お肌が乾燥する女性がいるように、口の中も渇いている場合があります。口の渇きを感じたら、口臭が発生しやすい状態ですので、口臭対策として、口内の洗浄やうがいなど、お口を清潔に保つことが必要です。

また、口臭の原因として、口内炎、口角炎などがあると口臭やドライマウスの原因になることがあります。
この場合は、ビタミン不足が原因と思われますので、ビタミンB群の補給が必要になります。
サプリメントで補うか、病院でビタミンBコンプレックスやニコチン酸などの薬の処方を受けることもできます。

口臭の予防と対策には、女性ホルモンの分泌を整えることが大切です。
女性ホルモンの乱れや低下がある場合は、年齢に応じて、低用量ピル、ホルモン補充療法などの治療を受けるようにしてください。
これらの治療によって、体調を整えることで口内の環境もよくなり、口臭の発生を予防できます。

さらに、口臭予防と対策として定期的に歯科で歯周病の検査を受けるようにします。定期的な歯垢の除去も口臭の原因となりうる歯の健康を維持する上でも大切です。

口臭を予防する「ハーブティー」
ハーブティーは、口臭予防対策と口内の環境整備に効果的です。

ペパーミント
フェンネル
セージ
マロウ

飲むだけでなく、口臭予防のために通常よりも濃いめに入れてうがいに使用してもいいでしょう。

また、フェンネルの種をガムのように噛むと口臭予防にもなります。

舌苔（ぜったい）も口臭の原因に！
食べ物のカスは、歯や歯茎だけにつくわけではありません。舌の表面にたまる こともあります。これが舌苔（ぜったい）と呼ばれるもの。舌苔は寝ている間に作られるので、朝の歯みがき時にとっておくことが肝心です。

舌苔のとり方はタオルをつかって3～4回こする程度。
面倒でも歯ブラシを使ったり しないことです。舌の表面を傷つけてしまうことがあります。

「自臭症」について

実際には、それほど口臭がないにもかかわらず、口臭が気になって、口に手をあてて話すのが癖になったり、人と話すこと自体が苦痛になって外出もできないという人が増えています。。専門家の間では、このようなケースを「自臭症」と呼んでいます。

まずは、コップなどを使って自分の息をチェックしてみて、口の中のケアに専念してみましょう。きちんとした歯みがきを欠かさず虫歯や歯周病もない、鼻の病気や内科系の病気もない、たばこやアルコールもほとんど飲まない。それなのに、やはり口臭が気になり、そのせいで人間関係もうまくいかないと考えてしまうのであれば、「自臭症」ということも考えらます。
この場合、人間関係などがうまくいかないのは、口臭以外にも原因があるのではないかを考えてみる必要があります。それでもやはり、口臭以外に原因が考えられない場合は、口腔外科など専門医に相談してみましょう。

口臭予防と口臭対策

年頃になれば、誰もが一度くらいは自分の「口臭」を気にしたことがあると思います。「口臭」は、一般的な社会生活では多少は気になるものです。欧米では日本とは異なり、人と人の間の距離が短いほど親密であるという習慣があります。従って、欧米人は「口臭」や「体臭」についてエチケットとしてかなり気を使うのが常識となっています。そして近年、日本もグローバルな時代になり、エチケットも国際水準化しつつある今、口臭に対するエチケットは最低限のマナーとなってきました。

近年、口臭に対する意識が段段と高まってきているとはいえ、口臭を気にして病院にやってくるのは、やはり、圧倒的に女性に多いようです。もちろん、潔癖症であったり、神経質な方も気にして来ます。特に管理職や、営業職などの方は口臭はエチケットとして気にされているようです。
こんなに口臭を気にしている人がいるのも関わらず、口臭は法的に病気として認められてはいないので、医院も口臭治療に対して積極的なところと、そうでないところがあります。近くにそういった口臭治療をしてくれる医院がない場合、そのまま放っておかず、自分の目で調べて、精神的ダメージにさえなってしまう口臭をしっかりと予防しましょう。