女性ホルモンバランスの乱れ、ストレス、不安
更年期障害や月経前症候群など、女性ホルモンのバランスの乱れによるめまいや耳鳴りの治療は、精神的な安定を目的に精神安定剤や血流の循環を良くするための循環改善剤、漢方薬などが処方されます。
診断結果、女性ホルモンが足りない状態であれば、低用量ピルなどのホルモン剤を服用します。女性ホルモンが不足して、めまいや耳鳴りを起こしている場合、治まるまでに時間がかかることがありますが、ホルモン剤の助けを借りながら、女性ホルモンの分泌が安定してくるので、めまいや耳鳴りの症状が緩和されていきます。
ストレス、不安は症状を悪化させることがあります!
精神的に不安なことがあると、めまいが治まらないことがあります。
ストレスが多い女性ほどめまいや耳鳴りの症状が悪くなる傾向にあるようです。
仕事など生活のリズムを調整して、過労や睡眠不足がない生活を心がけてください。
日頃からできるめまいや耳鳴り対策
何はさておき、ストレスや不安を取り除く努力をしてくださいl。
半身浴はいい気分転換になります。アロマオイルを数滴たらしてゆったりとした時間を楽しむ習慣を持ちましょう。
めまい、耳鳴りに効くサプリメントとは!
イチョウ葉のサプリメントはめまい、耳鳴りに効果的です。
脳への血流量を増やす働きを持ちます。
めまい、耳鳴りに効くハーブとは!
西洋サンザシ(ホーソーン)というハーブがあります。
これは、強心薬、循環改善薬として広く使われています。
サプリメントで試してもいいでしょう。
他には、ピクノジェノール、ビタミンEなどもめまいに効果があります。
最近はめまいや耳鳴りが若年化しているといわれています。
食生活の乱れや生活習慣の多様化によって、身体がはやくから老化して、卵巣機能や子宮も老化がはやくなりつつあります。
偏った食生活、コンビニ弁当やファーストフードなどではなく、生の食材から作った料理をバランスよく食べることに努めてください。
ブロッコリー、人参、アスパラガス、芋などが老化対策になる健康美容食品です。
めまいが起こった場合、難聴、眼振、耳鳴り、小脳症状などの随伴症状をチェックします。脳血管障害や脳腫瘍の場合もありますから、まずCTやMRIを行います。この場合はMRIの方が診断が容易です。それではっきりした病変がない場合で、真性めまいであれば迷路性のめまい、仮性めまいであれば椎骨脳底動脈循環不全や頸性めまいを疑います。
耳鼻科では聴力検査、フレンチェル眼鏡といってレンズの分厚い眼鏡をかけた眼振の検査、耳に水や温水を入れて眼振を見るカロリックテスト、身体の重心の揺れを見る斜面台テスト、足踏み検査などを行います。聴性脳幹反応といい、耳に音を聞かせながら脳波をみる検査も行われます。
椎骨脳底動脈循環不全や脳梗塞を疑った場合はMRAや脳血管撮影を行って脳の血管を見ます。脳や脳血管の病気の場合は脳神経外科、神経内科、迷路性めまいの場合は耳鼻科にかかります。
異常がない場合は、女性ホルモンのバランスを崩れている可能性があります。
特にストレスなどが原因でめまい、耳鳴りが起こることがあります。
また、月経前症候群や更年期障害の症状としてもめまい、耳鳴りがあらわれることもあります。