女性ホルモンを増やしてもっと美しくなれる

女性特有の症状の原因と緩和、解消法とは!

女性特有の「お腹が張る」症状

漢方薬と半身浴、そして腰湯で緩和!

ガスがたまっておなかが張るというケースが多いのですが、腸内のガスを減らす薬があります。
医師に相談してみましょう。

漢方薬にも胃腸の働きを促進するものがあります。
ご自分の体質にあった漢方薬を選ぶようにしてください。
女性ホルモンであるプロゲステロンの影響でお腹の中の機能が低下している時は、できるだけお腹を暖めるようにします。
半身浴腰湯でお腹を暖めることで腸のぜんどう運動を高めることができます。

ローズマリーなどのアロマオイルとハーブで緩和!

アロマオイルのマジョラムローズマリーを使ってお腹のマッサージを行うことも効果的です。
お風呂からあがって身体が温かいうちにアロマオイルをぬって時計回りにマッサージをします。
腸のせんどう運動を促し、お腹の張りを緩和することができます。

レモンバーベナ、フェンネル、有名なペパーミントやセージ、ジンジャーやカモマイル、それにしょうがやしそなどのハーブには、消化器の働きを高めて腸にたまったガスを追い出す作用があります。

特に肉料理の時には沢山摂るようにしてください。
ハーブティーとしても美味しく飲むことができます。

ハーブや乳酸菌系のサプリメントや薬は、消化機能を高めるのに効果的です。
女性に多い便秘や下痢などによく効きます。

乳酸菌といえば、ヨーグルト。
食事の度に一口摂るだけでも効果があります。
ビフィズス菌やアシドフィルス菌の整腸作用でガスを取り除き、お腹の張りを緩和することが期待できます。

「お腹が張る」病気とは

お腹がはる病気があります。

鼓腸を起こすものには空気嚥下症・神経症・ヒステリー・発酵性食品の摂取・腸炎のほかに、腸の通過障害を起こす腸閉塞があります。
腸閉塞は生命にかかわることがあり、緊急の治療を必要とします。

低カリウム症・甲状腺機能低下症、また精神安定薬などの薬物を用いた場合でも腸管の運動を抑制してガス貯留をきたし、鼓腸となります。

腹水は主として肝臓の病気で起こります。
肝硬変や肝がんで肝臓へいく血液が流れにくくなり腹膜内に溜まるのが腹水です。
腹水はそのほかに腸管のがんや腹膜へのがん転移によっても出てきます。
この場合の腹水は注射器で抜いてみると血液が混じっており、区別がつきます。

腹水は正常の場合でも少量ありますが、腹がはったと感じるようであれば異常です。
症状として腹がふくらみ、へそのへこみがなくなる“カエル腹”になります。

腹水がなくてもがんなどの腫瘤があると腹がはります。
腫瘤にはがんなどの悪性腫瘍と良性のものがあります。
良性のものとしては卵巣膿腫や多発性嚢胞腎などがあげられます。

大腸がんという可能性

お腹が張るという症状は大腸がんの症状として現れることがあります。

大腸ガン対策の一つは大腸にできるポリープをどうやって早期に発見するかということです。
普通、大腸ポリープでは、自覚症状はない、というのが一般的な考え方です。

しかし、まったくないわけではなく、ポリープが3~4cmとか、7~8cmなどと大きなものになってくると、自覚症状があります。

最も多いのが血便。便に鮮血のかたまりが混じっているのが血便ですが、出血場所が肛門に近いほど血の色が鮮やかとなります。

直腸、あるいは結腸でも直腸に近い40~50cmくらいのところにそのような大きなポリープができると、こうした血便が出ることがあります。
この場合大量に出血することはまれで、新鮮な血液が少量出て、便のまわりに付着する程度のことが多いようです。

また、日本人には少ないのですが、直腸に大きなポリープがある場合、ポリープからの粘液の産出が多いものでは、大量の粘液混じりの便が間欠的、あるいは持続的な血便とともに出るようなこともあります。

しかし、良性のポリープでは、便通異常や下腹部痛などといった症状は起こらないのが普通です。
このように大腸ポリープはそう顕著な形で自覚症状が現れないので、この症状の有無でポリープを発見することはあまり期待できません。

けれども、ガンの場合はいろいろな症状が出ますので、おかしいと思ったら直ちに受診することが必要です。

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