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女性特有の症状「生理不順」の緩和、解消法とは!

「生理不順」の緩和と注意すべきポイントとは


そもそも正常な生理とは!

生理のサイクルや期間は人によって様々。
だから、生理の周期に多少のバラつきがあっても心配はいりません。

生理周期の目安は、

25日~38日(生理の初日から次の生理の前日まで)

生理周期はストレスや体調によって変動するものですからだいたい6日程度前後しても正常な範囲内と考えることができます。
(生理での出血があるのは、3日から1週間くらい)

一時的に生理のサイクルが乱れて生理不順かな?と思ってもストレスや疲れが原因であればそれを解消することで安定することが多いため、しばらく様子をみて、体調を整えるように努めてください。

また、生理の周期が不規則であっても25日から60日くらいで生理が来るようであれば、排卵がある証拠と考えることができます。
完全に止まってしまうことがない限り、問題はないと考えられます。
あまり深く悩むことはありません。

妊娠を望んでいる場合など、どうしても心配なら婦人科の診察を受けるようにします。

排卵誘発剤、低用量ピルなどによるホルモンバランスの調整等の治療を受けてもいいでしょう。


生理不順で注意したい点とは!

60日経っても生理がこない場合は注意が必要です。
いつまでも生理がこないいわゆる無月経という症状です。
卵巣の機能が低下して排卵が起こらない状態をいいます。

排卵の指令を出すはずの脳の視床下部、下垂体に乱れが生じていることで、女性ホルモンの分泌にも支障を来たしていると考えることができます。

女性ホルモンは女性にとって大変重要な役割を担っているため、その分泌が滞ると、「生理不順」という問題だけでなく、

肌荒れ
冷え
精神的に不安定
疲れやすくなる


などの様々な症状としてあらわれます。
このような体調不良からイライラしたり、ストレスになったりとますます悪い状態に陥る可能性があります。

60日を目安に、生理がこない時は、すぐに婦人科の診察を受けてください。

無月経は無理なダイエットや運動、精神的なストレスなどでで起こる場合と、卵巣や下垂体、甲状腺などに病気が潜んでいる場合があります。

無月経は、自然には治りません。
低用量ピルなどの薬でホルモンの分泌を促し、卵巣機能を回復させる治療が必要になります。

生理不順(無月経)で受診する場合の注意点
・最後の生理はいつだったか?
・その生理は何日続いたか?
・生理の周期はどのくらいか?
・生理痛があるか?
・生理での出血の量は?
・1ヶ月分くらいの基礎体温を測っておく

などをまとめておいて診察を受けると治療がスムーズにいきます。

◆生理不順(頻発月経)の場合
生理から次の生理までのサイクルが24日以内の場合は頻発月経です。

思春期や更年期などのホルモンバランスが不安定な時期に多く起こります。
頻発月経は原因がよくわからないことが多いのですが、更年期に起こる頻発月経は生理的な現象であまり心配は要りません。
20代、30代で頻発月経が2ヶ月以上続くようなら念のために婦人科の診察を受けてください。

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